1996/11/5初版。雑誌上でも拝読していました。
マジョリティの大学生が友人のどっきりで女装して鏡に映った自分の女装姿に見とれその友人によってゲイバーに斡旋され、そのお店で人生経験を積んでいくと言うお話
ここで必筆すべき所は「おカマ白書」における男性同性愛者の描かれ方について。
働くゲイとレズビアンの会(アカー)の漫画上での詳細な啓発文が書かれている事です。
当時私もこんな漫画を読んで「ああ少し違うな」と当時私個人は男性同性愛者でもなかったので感じてはいました。
この啓発文が今のセクシャルマイノリティへの理解啓発文と考えれば非常に簡単でした。
まだTwieer上や匿名掲示板でもそうですが日本人が一番犯しやすい無知・差別部分で人として必ず犯す部分の蔑語としてしか認識はありませんでした。
この私でもそうでしたから。
まだ馬鹿者が自分自身の無知を晒してこういった蔑語やLGBTとカテゴライズして書いてはいますがね。
このコミックスでは主人公自分自身をセクシャルマイノリティともLGBT、女装ともそしてトランスジェンダーとも一切書いていません。
ただこれをみると無知者に一回説明で「 おかま」と書いていますが説明がしようがない当時では仕方がないのかも知れません。
詳しくお読みになりたかったらどうぞ。
#一人じゃないよ