hitomi Diary's

なんもないただの愚痴

山梨大学医学部形成外科の百澤明医師からの返信

色々と動いています。山梨大学医学部病院形成外科百澤医師からの返信が来ましたので

情報の一つとして公開致します。

 

 

お問い合わせありがとうございます。 拝読しました。 ご指摘のとおりです。 性別違和をかかえる方たちにとって、性別適合手術は必須の治療行為です。 しかしながら、まだまだ、この医療界は多くの問題をかかえています。 現状では ・ジェンダー委員会(性別適合手術適応判定委員会)の承認が必須 ・健康保険は適用されない という状態です。 最近は、どのジェンダー専門医におかかりですか? ちあきクリニックやあべメンタルクリニックなどにおかかりであれば、そこでご相談ください。承認があれば、当科で手術を予定することができます。 ただし、165万円ぐらいかかっています。 以下の説明を参考にして頂ければ幸いです。 ---------- MTFの方へ 当科では、ガイドラインに準拠した性同一性障害の外科治療を取り扱っております。 1) 健康保険の適用について 2018年4月より、性同一性障害の外科治療の健康保険の適用が開始されることが決定し、当院は形成外科、産婦人科とも認定施設として登録されました。 しかしながら、残念なことに、 厚労省は、ホルモン製剤が性同一性障害者に対しての適用が認められていないことから、これを問題とし、 「当該疾患に対して、性同一性障害とホルモン製剤の投与を一連の治療において実施する場合は、原則、混合診療となる」と通達してきました。 つまり、保険適用外使用となるホルモン製剤の投与を受けている人は、保険適用の手術をうけることはできない、というわけです。 当面の対応について GID学会において関係者と話し合いを持ちました。 話し合いの結果、 性同一性障害の一連の治療において、ホルモン投与の履歴が確認された方に対する手術治療は、今まで通り自費診療とすることで統一を図ることになりました。 しかしながら、私自身、理不尽で納得が行きませんでしたので 山梨大学医事課より山梨の管轄である関東厚生局山梨支部に疑義の申し立てを行いました。しかし、現在まで回答は得られておりません。 また、GID学会より、不可逆的に生殖機能を全廃する手術をホルモン治療より先にすることは推奨しないということで、ホルモン治療をせずに性別適合手術をすることを自粛するようにとの指導がありました。 現在(2019年4月現在)、しかたなく ノンホルモンの方の乳房切除のみを保険適用として対応しております。 ※ホルモン治療を開始済みの方は、現状では保険外診療となります。これは、個人輸入によるホルモン治療も含みます。 2) 費用について 自費診療の場合には、当院の場合、MTFRSには総額で約170万円の費用がかかります。 ※術前検査からすべて自費診療となります。 3) 患者様に必要なもの ガイドラインに準拠したジェンダー委員会での承認とその証明書が必要です。 単なる意見書や診断書では不可です。 まだ、ジェンダー専門医におかかりでない方は、 関東やその近郊では、 ・神奈川ジェンダー委員会(ちあきクリニック) ・浦安ジェンダー委員会(あべメンタルクリニック) ・埼玉医科大学ジェンダー委員会(彩の国みなみのクリニック) ・北陸ジェンダー委員会(さぶりクリニック) などがありますので、まずは、専門医のもとを受診してください。 関東の方は、 ちあきクリニックをおすすめしています。 4) 現在の予約状況 現時点では、9~10ヵ月待ちとなっております。 5) 手術予約の手順 予約をされる場合の段取りとしては、 まず、一度、主治医からの紹介状を持って、 山梨大学医学部附属病院の毎週月曜日の私の外来を受診してください。 その際に、手術の概要の説明を行い、ご希望に応じて手術日を決定します。 手術日の2週間前に術前検査になります。 ホルモン治療を行っている方は、手術の2週間前に一旦中止して頂きます。 なお、 初診受付が10:30までですので、それまでに外来にお越し下さい。 当院は初診の事前予約は取れないシステムになっていますので紹介状をもってそのままお越しいただければ大丈夫です。 6) 顔面女性化手術(FFS)について 女性としての、見た目のパス度を高めるための顔面女性化手術を取り扱っております。 自費診療となりますが、ご興味がおありであれば、ご相談ください。 7) 術前検査、手術、術後経過 MTFSRSの場合は 初診(判定証明書の確認) 術前検査 入院(約2週間) 術後通院(退院後2週間以内、術後3ヵ月、術後6ヵ月) 以上の6回程度の通院が必要になります。 8) その他注意事項 現在は、MTFSRSはタイ式の陰茎陰嚢皮膚反転法で行っています。膣の深さは陰茎の大きさに影響を受けます。S状結腸造膣法は行っておりません。 よろしくご検討のほどお願いいたします。 ------------- 百澤 明 山梨大学医学部附属病院 形成外科 AKIRA MOMOSAWA, MD,PhD Dept. of Plastic Surgery, Faculty of Medicine, University of Yamanashi Hospital

 

以上情報となれば幸いです。

 

#一人じゃないよ